翻訳会社への発注ノウハウ-保存版
はじめに
翻訳発注者:「これ、翻訳お願いします」 翻訳会社:「はい、わかりました」
最低限、これで問題のない話です。しかし、あとあとの手間を考えると、上手な頼み方ではありません。
本来、プロフェッショナルの立場である翻訳会社の担当者は、翻訳発注者に対して、ありうべき潜在的な要求事項についてはきいておくべきで、このように簡単に請け負ってしまうようでは少々不安なのですが、それはそれとして、発注者にとって、翻訳取引において何について打ち合わせるべきかを知っておくことは重要です。
たとえばレイアウトはどうしましょう。「えっ?翻訳以外にそんなことまでやってくれるの?でも別料金でしょ?」と思われたでしょうか。たいていの翻訳会社では、テキストのベタうちでの納品を基本としながらも、多少のレイアウトや簡単な作表程度でしたら無料でしてくれるはずです。
逆に、最終的に印刷物にするなどで細かくレイアウトする場合、翻訳会社に下手に(中途半端に)レイアウト作業をされると、たとえばワードで施された箇条書きや機種依存文字など、いったん元に戻す必要が出てきたり、余計に手間がかかることもありますので、気を利かして下手にレイアウトされるよりも、ベタうちで納品される方が望ましい場合もあるでしょう。
このように、翻訳作業の開始前に決めるべきことを決めておくことおくことは、結果として作業全体の効率を高めることになります。
決めるべきことはレイアウトだけではありません。次のページからは翻訳取引のノウハウをひとつひとつ見ていきます。
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5つのチェックポイント 目次
その1. 翻訳会社に渡すモノ、伝えるコト |
1.原稿(前) 2.原稿(後) 3.参考資料、文体 |
その2. 納品形態(予定) |
(予定) |
その3. 賢い納期の決め方&伝え方(予定) |
(予定) |
その4. レイアウトやデータ形式を決める(予定) |
(予定) |
その5. 料金についてはここを押さえる(予定) |
(予定) |
★★★翻訳会社・個人の翻訳者を試して選べる『翻訳とらいある』 |