分納(ぶんのう)
翻訳成果物の全部を、約束した期日までに一度に納品するのではなく、複数回に分けて納品すること
ポイント解説:
なぜその必要性があるかといいますと、大きな案件の時などには、たとえば途中で一部分でも納品してもらうことにより最終的なレイアウトや校正作業に取りかかれるわけです。分納は翻訳会社からクライアントへの納品ではあまり一般的ではなく、別段の事情があるか、よほど大きな案件でもない限り行われません。一方、翻訳者から翻訳会社への納品(入稿とも)では割とよく行われます。この場合、複数名の翻訳者に手配している場合がありますから、前記の理由の他にも文体や用語などを統一するなどの仕事がありますから、分納で早め早めに仕上がってきた方がいいのです。

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